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日中戦争(昭和15/1940)
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作詞 佐藤惣之助
作曲 竹岡信幸

男なりゃこそ五千尺空の
雲の上から地上を覗け
島の緑も懐かしい
そこにゃ故郷も母もある

雲の船かよ空征く戦車
一瀉千里に大空翔けて
何の大陸まだ狭い
雨や嵐の上を飛ぶ

空の兵士は精神もでかい
でかい筈だよ大空暮らし
落とす爆弾敵の中
いざという時ゃ体当り

亜細亜大空僕等の住居
いつも上から地上を護る
西の黒雲南風
翼一杯吹き晴らせ
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作詞 横山隆一
作曲 服部良一

来たよ来た来た回覧板
隣の坊やの足の音
頭を撫でて御苦労さん
互いに見交わす笑い顔

今日は木戸から回覧板
八百屋の小父さん持って来た
ついでに置いてく薩摩芋
ふかせば嬉しい昼が来る

誰が書いたか回覧板
馴染みも深い筆の癖
炭の配給しますよと
読めば心も温まる

夢に見た見た回覧板
回るよ回る一回り
捺した認めを眺むれば
近所のお顔が皆浮かぶ

来れば皆読む回覧板
読んでは固まる隣組
町も都も村々も
心合わせて進んでく
作詩 サトウハチロー  
作曲 服部良一

馬車が行く行く夕風に
青い柳に囁いて
愛しこの身はどこまでも
決めた心は変わりゃせぬ

暗いランプの灯の影で
便り書くのも懐かしや
愛し返事は何とする
母も行くよと来るかしら

驢馬の鳴くのに起こされて
窓を開ければ朝の星
愛しあの星あの瞳
今日の占い何と出る

夢で見た見たいつかの夜
夢で話したその人は
骨も命もこの土地に
皆埋めよと笑い顔
作詞 山崎正
作曲 飯田三郎

大君に召されたその日から
履いて馴染んだこの靴よ
越えて来た山川よ町
思えや千里の戦線だ

暫し憩いの小休止
脱いだ軍靴を手に取れば
数え切れない接ぎの跡
一つ一つが懐かしや

それにつけても昨日まで
破れ軍靴を共々に
縫うて進んだ戦友の
今日の最期の美しさ

俺も負けずに頑張って
逃げるあの敵どこまでも
破れ軍靴で蹴散らして
花と散りたいこの心
作詞 土岐善麿
作曲 乗松昭博

晴れたり今日も暁の
空遥々と明け行けば
胸を開きて吸う息の
千里の広野風渡る
光は正に東より

かしこに響くトラクター
ここに嘶く馬の声
呼べば応えて心より
心に通う歓喜は
見よ土塊も躍るかな

地上に汗を注ぎては
四方の緑輝かに
一粒の麦枯れずして
無限の宝地下にあり
処女地の愛はただ深し

ああ我ながら逞しき
腕の肉の隆々と
若さ命は盛り上がれ
地平の果てに湧く雲が
民族の意気宛らに

今ぞ新たに打ち建てん
東亜の平和眼の前に
剣を執るのもその為ぞ
鍬を振るうもその為ぞ
祖国の恩に報ずべく
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