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日中戦争(昭和15/1940)
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作詞 西條八十
作曲 福田恒治

月影冴える前線で
慰問袋を開けてみりゃ
ころりと落ちた石一つ
幼い心が鉛筆で
添えた手紙が身に沁みる

僕等の為、勇ましく戦って下さる兵隊さん。
貴方に慰問袋を送りたいと思いましたが、
僕の家にはお父さんが無く、
お母さんと二人きり、貧乏で、
慰問袋へ入れる物もぽっちりしかありません。
ここに石を入れておきます。
これは二重橋前の広場の石で、
今日頂いて参りました。
この石には、今日まで、
何千万という日本の国民が歌った君が代や
天皇陛下万歳の叫び声が染み込んでいます。
この石をお体に付けて、
御国の為にしっかりと戦って下さい。
そして首尾良く凱旋の時には、
この石をもとの広場へお返し下さい。

吉田一男 忠義な兵隊さんへ

短い文にありありと
浮かぶ都の二重橋
あの玉砂利に手を付いた
祖国を発つ日の感激が
胸に火のよに蘇える

溢れる涙感激に
濡れて頂く石一つ
この身は散って紅の
血潮でこの石染めるとも
手柄立てずに帰らりょか
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作詞 佐藤惣之助
作曲 服部逸郎

宵のキャバレーの踊りの中で
どこか寂しいの娘
青い菫かアカシアの花か
濡れて散るよなその瞳

酒は輝くペチカは燃える
遠い故郷の夢心
銀のサモワール楽しく囲み
弾いて歌うよバラライカ

若い心を毛皮に包み
馬車雇うて帰り道
ハラショーハラショーとどこまで飛ばす
キタイスカヤの夜の雪

送りましょうか送られましょか
明日は別れの北の空
せめて今宵は粉雪の窓で
聴こうよヴォルガの舟歌を
作詞 島田磐也
作曲 鈴木哲夫

あのねオッサンどうじゃね
陣中風船敵陣へ
ふわりふわりとやって来た
わしは軍使じゃお前はんの
へろへろ弾丸には当らへん
へらへらへったらへらへらへ

あのねオッサンあのねこのね
空の上から見ていると
あちらもこちらも逃げ支度
ほんまさかいにいつまでも
抗日戦とは野暮臭い
へらへらへったらへらへらへ

あのねオッサンどうじゃね
どうせ君達ゃあかんのや
あかんと言ったらあかんのや
蒋介石さえその気なら
仲良く一緒に手を握ろ
へらへらへったらへらへらへ

おのねオッサンわしゃかなわんよ
兜脱いだが早道や
お目々覚まして仲直り
花の楽土は平和から
お隣同士の仲じゃもの
へらへらへったらへらへらへ
作詞 柴室代介
作曲 陸奥明

可愛い耳輪を別れにくれて
君は咽ぶよバンドの霧に
離別了クーニャン
再び逢うのはいつの日
今宵は一人
心もしとど汽笛に嘆く

霧は静かに心を濡らし
指にまさぐる耳輪は哀し
離別了クーニャン
ランタン赤き酒場に
今宵は一人
去り行く君を思いつつ酔う

宵にさざめき夕べに泣いて
船の灯りは夜毎に潤む
離別了クーニャン
波音暗き波止場に
今宵は一人
出船の海へ瞳を投げる
作詞 佐藤惣之助
作曲 長津義司

赤い夕陽に駒止めて
金州城外見渡せば
風も泣くかよ縹緲と
乃木将軍の胸の内

過ぎし旅順の激戦に
我が子二人は数ならず
いかに陛下の赤子をば
多く殺せし悲しさよ

明治の帝神去れば
一死御後に従いし
尽忠義烈国民の
鑑と仰ぐ軍神
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